WSJ(ウォールストリートジャーナル)がそのニューヨークエディションを発売するまで、わずか数日となった。注目度を高めるため、その購読料金を大幅に下げる模様。価格戦争のまずの対戦相手はNYT(ニューヨークタイムズ)。Reutersによると、WSJはNYTのNew York metroの購読者に対して、1ヶ月の定期購読価格10ドルで購読を促しているという。NYTの月額定期購読料40ドルに比較して大きなディスカウントだ。

WSJのニューヨークエディションのオンライン版の購読者は、紙版を若干安い2.29ドル/週で購読可能。News Corp (NYSE: NWS)のCEOであり会長のRupert Murdoch氏の有料課金モデルへの考え方から、$2.29にはWSJ.comの購読料は含まれていない。既存の紙版を購読しているユーザは、$30でオンラインアクセスが可能、一方、オンライン購読のみのユーザは$1.99/週だそう。

今回の購読料の値下げは、WSJがNYTのメジャーな広告主をディスカウント価格で提供することで奪おうという意図もある。今のところ、NYTはそのライバルの価格競争に反応していない。しかし、購読売上げが売上げの大きな一部である以上、NYTへのプレッシャーは増すばかりだ。もしWSJに乗り換えるユーザが増えれば、購読料値下げでWSJに続くしかないのではなかろうか。
WSJ Tries to Ignite Subscription Price War with NYT