巨大ブランドがグーグルのサーチに落とす広告費
AdAgeが入手したグーグルの内部ドキュメントから、2010年6月、巨大ブランドが検索連動型広告にいくら使っているかが明らかに。ブランドには、GM、 Walt Disney、Eastman KodakやBMWといった名だたるブランドも入っており、彼らが6月に検索連動型広告に使用した額は50万ドル。アップルやインテルは100万ドル弱く らい使っている。巨大ブランドのほかに、グループ購入の”Living Social”も、Hungry Machineという企業経由で240万ドル使っている。得意先のアマゾンは580万ドル、eBayは420万ドル使っている。
メキシコ湾沖で起きた爆発事故のイメージ回復を狙って、BPは2010年6月に1億ドルほどをテレビ広告などに使っている。検索連動型広告についても、事 故以前の5.7万ドルから6月には360万ドルを使い、グーグルの優良顧客に仲間入りした。アメリカのウェブ検索の65%をグーグルがコントロールしてい るのだから、当然無視できないという判断。同じ2010年6月に大金を落としたのが、AT&Tで、アドワーズに800万ドル使っている。iPhone4のローンチが関連していると思われる。
グーグルはそのアルゴリズムやテクノロジーについて口が硬く、検索連動型広告についても誰がいくら買っているかという情報 を出すことはないそう。その例外はグーグルの営業トーク。グーグルが広告費を増やしてもらうためによく使う手段は、同じカテゴリにいる他の企業がいくら 払っているかを見せること、だそう。
AT&Tやアマゾンといったグーグルの最優良顧客からの売り上げは個別にみるとグーグルの全事業の売り上げの1%に満たず、また広告主トップ 10を全部あわせても売り上げの5%にしか過ぎない。今回リークされたドキュメントに掲載されていた企業のうち100万ドル以上使ったのは47社、 50万ドル~100万ドル使ったのは71社、10万ドル~50万ドル使った企業が357社。これらの企業はグーグルと直取引の企業で、小さなセルフサービ スの企業、グーグルのグローバルな年間売り上げ230億ドルを形成するロングテールに貢献する企業は入っていない。
[参考記事] AdAge: What Big Brands Are Spending on Google
