スポーツウェアのラインをiPadでインタラクティブに表現する“RLX”

店舗の接客にiPadを導入したり、商品をカスタマイズできる独自アプリなどを展開したりするなど、アパレルメーカーも積極的にiPadを活用しています。今回は、アパレルメーカーが提供するさまざまなアプリの中でも最もインタラクティブではないかと思われる“RLX (Ralph Lauren Extreme)”をご紹介します。

RLX(Ralph Lauren Extreme)

“RLX”は、Ralph LaurenがRalph Lauren Extremeというスポーツウェアのラインをプロモーションするために作成したiPadアプリ。2011年春のコレクションを、iPadならではの機能を使って体験することができます。アスレチックデザインを取り入れ、スピードや機敏さを増すアパレルウェアを売りにしています。Ralph Laurenは最新テクノロジーに敏感で、過去にもiPhoneアプリ“Make Your Own Rugby”や“Ralph Lauren Collection”などをリリースしています。

シンプルながらインタラクティブ

RLXアプリのコンテンツカテゴリーは、LUXURY、TECHNOLOGY、PERFORMANCEの3つ。それぞれに4種類、計12種類の異なるコンテンツが用意されています。LUXURYのコーナーでは、iPadを前後に傾けることで最新コレクションを立体的に見ることができたり、ゆっくり回る白黒のモデル写真をなぞることで色をつけていくことができたりします。写真を指でなぞることで、製品を発見していく感覚が楽しめます。また、女性モデルが活発に動く姿をタップすることで、女性の瞬間の動きをキャプチャしていくコンテンツなどもあります。

一番のおすすめは、TECHNOLOGYカテゴリの3つ目“DYNAMIC”(ダイナミック)。バク転をする男性モデルのスローモーションをタップすることで、男性の装いが変わるというもの。その瞬間の素材の動きまでを捉え、製品の優れた特徴をうまくアピールしています。

iPadの機能を駆使

iPadに搭載されているaccelerometer(アクセレロミーター)、デジタルコンパス、GPS、マルチタッチスクリーンといった各種機能を駆使したiPadアプリ“RLX”。ユーザは、各コンテンツをEメールで送信、Facebookで共有、写真として保存することができます。また、GPS機能で現在地に近い店舗の検索、アプリ内でECサイトに遷移することが可能です。ただ、あくまでRalph Lauren Extremeというスポーツウェアのコンセプトや特徴を伝えるためのアプリに仕上がっています。

動きとスローモーションを上手く融合されて、いかに軽快に早く動くことができるかを表現しています。インタラクティブなコンテンツの中に、コンセプトがしっかり盛り込まれている素晴らしいアプリだと言えます。

※このポストは株式会社ビルコムが運営するiPadStationの特集記事として執筆したものです。