Pintrest、Sumallyなど無数に存在するキュレーションサイト(まとめ記事をご覧あれ)。今回はその中でも正式にローンチして1年が経つ“Fancy”について。モノのデータベース、クリッピングサービスを超えて、今やリバースコマースやマイクロファンドのサービスにすらなりつつあるみたい。

Fancyを運営するのはニューヨークのスタートアップ”Thingsd”、ファウンダーはJoe Einhorn。TwitterのJack Dorseyも出資してるんだって。Fancyのユーザ数は25万人。パートナーシップを組むブランドの数は400を超えていて、Fancyで購入したアイテムへのディスカウントなどを提供してる。


Pintrestがトラフィックを生んでいるのに対して、Fancyにはアクティブなユーザが多くエンゲージメントが高い。Pinterestのユーザ数は1,100万人、彼らが投稿したポストの数は3,200万を超えてる。一方のFancyは25万ユーザにも関わらず、投稿数は1,670万数件。Pinterestのユーザに比べると、Fancyのユーザは22倍投稿してることになる。ユーザで1人あたりで考えると、Fancyのユーザの平均投稿数は66件、Pinterestの同じ数字は3件。

そんなFancyにはEコマースの機能も。ブランドなどのページだけでなく、個人デザイナーなどがFancyというプラットフォームを使って出資を集めたり、リバースコマース(ユーザの需要から製品をつくる)を実現してる。

TheNextWebによると、Jake Freyはまさにそんなデザイナーの一人。工業デザインを勉強する彼は、磁石の電気スイッチカバーを考案。ちょっとおしゃれに鍵のホルダーとしても使える。掲載から数日で数百件の注文が入り、大量生産するためにエンジェル投資家から25万ドルの出資を受けた。

こんなお話からもわかるように、FancyはPinterestの競合でなくむしろAmazonの競合。洋服から映画のチケットまで何でも購入できるマーケットプレイスというわけ。Fancyで販売する売り手は、在庫、送料計算、配送用のラベルづくりまでをすべてプラットフォームで行える。

Kanye Westなどのセレブもお気に入りみたい。Instagramとの連携もあるよ。素敵なiPhoneアプリもお試しあれ。