【後編】ファッション系スタートアップに会いまくったニューヨークの3日間ー9/25日(火)DAY3

よっし、お祭り3日目。今日はちょっと時間に余裕があったから、スタートアップのオフィスにもお邪魔したよ。3日間なんてほんと、Blink of an eyeだよー。あっという間に過ぎちゃった。

次回はコワーキングスペースとかにも遊びに行きたい!実現するためにCampfireとかで何か企画させてもらおうかな。

9/25日(火)DAY 3


09:30-「Fashion GPS

 (@ The Breslin: 16 West 29th St new york, NY 10001)

朝一、ニューヨーカーにも有名なBreslinで待ち合わせをしたのは、Fashion GPSのJill Meltz。もともとVOGUEとかIn Styleなんかでラグジュアリーの編集者をしていた彼女。なんかとってもエネルギッシュで、Fashion GPSについて熱く語ってくれた。なんと彼女はチームに参加してまだ2週間。でもFashion GPSに出会った時、これだ!って思ったんだって。

Fashion GPSは、主にファッションショーを行うブランドをターゲットにしたサービス。普段小規模なイベントを開催するのだって大変だけれど、彼らは季節ごとに数百人規模のファッションショーを開催しなきゃいけない。このイベント管理のありとあらゆるTO DOを一括でできちゃうプラットフォーム。既にGUCCIやYSLなどなど沢山のブランドが使ってる。

ゲストリストの管理、招待状、座席表、参加の可否、ショーが終わった後のプレス対応。Fashion GPSを使えば、これが全部一箇所でできちゃう。これまでこういう細かい作業はホワイトボードにポストイットを使ってやったりしてたのよね。例えば招待状は招待客にデジタルに送ることができて、参加者はそれをiPadやスマホアプリでチェックしてあらゆるショーの招待状を一括で管理できる。招待客の行動が蓄積してデータベース化されるから、顧客リレーションにも役立つね。

また、ショーの後、大変なのがプレスの対応。 メディアと組むことで、Fashion GPSのプラットフォーム内でショーの写真などのコンテンツも提供して、さらにアイテムの貸し出しなんかも管理できる。JillがここまでFashion GPSにパッションを感じるのは、彼女が編集者だったときに感じた色んな大変さを解決してくれそうだからなんだと思う。

ファッションのプロセスを効率化すれば人員削減もできてコストカットにもつながる。まずはファッションのイベントから始まったFashion GPSだけれど、今度はMOMAのイベントなんかでも活用される予定なんだって。オフィスはニューヨークとロンドン、これからパリにも開くそう。21人の小さなチームで大きなことを仕掛けてて素敵だね。

11:00-「Of a Kind

 (@ Of a Kind office)

次に向かったのは、ニューヨークの金融街にオフィスを構えるOf a Kind。ギリギリになってしまってタクッたけれど、道が混んでてちょっぴり遅刻。迎えてくれたのは、共同ファウンダーの女性2人、Claire Mazur(@clairemazur)とErica Cerulo(@ericacerulo)。2人は大学からの同級生。

Of a Kindは、新鋭のファッションやジュエリーデザイナーを発掘して、コマース×エディトリアル(編集)で彼らをサポートするプラットフォーム。応援したいデザイナーさんを見つけて、彼らと一緒にOf a Kind限定のアイテムをつくるの。デザイナーさんの何よりの仕事はアイテムをつくることだけれど、インタビューを記事にしたり、アイテムの良さを伝えるためのコンテンツ作りにも参加してもらう。

これまでOf a Kindに参加したデザイナーの数は130人。だいたい一週間に2つのアイテムくらいを出してるそう。共同ファウンダーの2人とインターンの女の子の3人で回してるというからすごいハッスル。また、一度参加したデザイナーさんの卒業生コミュニティも設けることで、その周辺のデザイナーさんにもアンテナを貼ってるんだって。

サービスのローンチから10ヶ月。Of a Kindのユーザは18-35歳の女性で、特に大都会で仕事をしていて子どもいないお金に余裕のある人たちが多い。これまで様々なデザイナーのアイテムを58カ国に発送してる。会いに行った日にClaireが持ってた「MADELEINE BAG」、可愛かったな。

 

16:00-「Perch

 (@ Perch office)

ランチを食べて、もと鉄道の線路を改装して出来たHigh Lineをお散歩した後は、PERCHのオフィスへ。PERCHのインタラクティブな技術を理解してもらうには、この動画を見てもらうのが早いかな。今回話を聞いたのは、ファウンダーのJared Schiffman。

Potionという会社からスピンオフしたPERCHの誕生は2012年の3月。物を売る現場(ディスプレイ)に、インタラクティブなインストレーションを仕掛けるプラットフォーム。商品を手に取った瞬間、つまり最も商品についての情報を受け取る体制にある時に動画やイメージなどのコンテンツを提示する。このタイミングで情報を見せた場合、商品を購入する確立が80%アップするそうよ。

PERCHのハードウェアはマンスリーのサブスクリプション型。靴のブランドCOLE HAANも、そのディスプレイにPERCHの技術を活用してる。上にある写真みたいに、靴を手にとると素材なんかの詳細がわかったり、在庫の数がわかるなんてことも。

9/26日(水)


07:30-「Material Wrld

 (@ Koffeecake Corner: 17th & 8th Ave New York, NY 10011)

さて翌日、ニューヨークを経つ前にMaterial WlrdのRie Yano(@rieglobe)に会ったよ。大学からの共通のお友達も何人かいて、ずっと会いたかった人の一人。なかなか時間が合わなくて、are you a morning person?って聞いたらTotally!って素敵なお返事が返って来たので朝一のコーヒーMTGをすることに。

Material Wrldは以前にもTechDollStartup Datingで取り上げたことのあるサービス。β版としてローンチしたのがついこの前の8月末。世界各国のファッション好きが、自分のクローゼットの中にあるものを直接売り買いできるオンラインコミュニティ。サイトのデザインもおしゃれで可愛いし、当然テイストメーカーのクロゼットの中身も素敵。

みんなのクロゼットの中身を見るには、CLOSET COLLECTIONSをチェック。本来だったら仲良ししか見ることのない、人のクロゼットを覗けちゃうってなんだか楽しくて次々見ちゃう。有名ファッションブロガーCHICMUSEのクロゼットから、SEX AND THE CITYのクロゼットまで。日本だったら、スタイリストさんとかのクロゼットの中身が買いたい!ってリクエストしておいたよ。

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ニューヨークのスタートアップマラソンもここまで。次回はいつ行こうかな。別途Startup Datingに、ファウンダーたちに聞いた「起業家として、これまで最大の教訓はなに?」という質問への答えを記事にまとめる予定よ。乞うご期待。