日本でもイケそうな、食いしん坊のお腹を満たす海外スタートアップたち

Sprig人間の根本的ニーズである衣食住にまつわるサービスは、当たれば大きい。中でも、食はちょっとした贅沢がしやすい分野。こだわりが持ちやすい分野。誰もがバーキンを持つことはできなくても、高いワインを頼んで飲み仲間で楽しんだり、一晩の贅沢なら手が届かないこともない。みんなが読んでくれてる「世界で進む小規模ビジネスのEC化は「出会える」お買い物を提供できるか」にもちょっと関係するけれど、食もまた、これからよりシビアに選ばれていくもの。

個人的には、アメリカは食に関してすごくこだわる人とそうでない人の差がすごく大きい気がする。Vegan(ビーガン:絶対菜食主義者)とかオーガニックしか食べない人もいれば、毎日ジャンクフードまみれの人も沢山いる。人種も多様だし。比べて、日本人は基本的にある程度の食へのこだわりがある。東京に来た海外の友達は、ナチュラルローソンのメープルシロップの品揃えに驚く。原産国のカナダ以上に数があるよって。

そんな日本人にとっての食や食文化を考えると、今海外で増えてるフード系のスタートアップは日本と親和性が高いものも多いんじゃないか。AngelListのFood and Beverages Startupには、気が遠くなる1,774件のスタートアップが登録されてる。(2014年1月16日時点)フード系スタートアップを調べて、中から面白そうなもの、日本にもあったら良さそうってものをピックアップしてみたよ。

Zesty

アンチ・マクドナルドの「Zesty」。こだわった材料を買って、健康的な食事を料理するのって大変。だからみんなヘルシーかどうかはさておいて、手軽に手に入るジャンクフードを食べてしまう。Zestyは、地元の厳選されたヘルシーなデリバリーを提供してる。低カロリーの食べ物や、栄養素をベースに食事を選ぶことができちゃう。出前館のヘルシー版ね。

Zesty

Love With Food

食べ物のサブスクリクションサービス「Love With Food」。オーガニックなナチュラルフーズを厳選して毎月届けてくれる。新しい商品に出会える。近所にオーガニックスーパーがあることの方が少ないし、仮にあったとしても品揃えを期待することは難しいからサブスクリプションという形は合ってるよね。また、アイテムが一つ購入される度に地元のフードバンクに寄付がされる仕組み。

LoveWithFood

Sprig

サンフランシスコ全域で展開するディナー・オン・デマンドな「Sprig」。アプリから、地元の食材を使ったヘルシーなディナーを3タップで注文できる。すごいのは、GrubHubなら45分〜90分かかるデリバリーまでの時間がわずか20分だということ。1回の注文は10ドルで、デリバリー料金2ドルを入れても12ドル。平均的な利用者は、登録後の4週間で2.8回活用してるそう。もともと、400人から40,000人の社員に食事を提供していたGoogleのエグゼクティブシェフが切り盛りしてる。

Sprig

HealthyOut

近所のレストランの中から、自分の健康状態に合った食事をセレクトして届けてくれるニューヨークの「HealthyOut」。例えば、プロテイン多めとか炭水化物低め、ベジタリアンなんて好みを伝えて、あとは予算と嫌いな食べ物を登録。それを元に、1週間分のランチとディナーのメニューを提案してくれる。食べたいものは、そのままデリバリー注文できちゃう。健康診断の後とかいっきに利用者が増えそう。

HealthyOut

Plated

シェフが考案する美味しいレシピを自宅でも作れる「Plated」。毎週7つのレシピから好きなものを選ぶと、必要な材料とレシピカードを30分ほどで届けてくれる。ディナーなら1食10ドルから。作ってみたいなと思っても近所のスーパーはハーブの品揃えが悪かったりするし、単純に買い物に行く手間が省ける。

Plated

ZeroCater

オフィスでケータリングすることで、オフィスのデスクで食べる寂しいランチを楽しみに変えてくれる「ZeroCater」。地元の厳選されたレストランの料理を届けてくれて、例えばベジタリアンみたいな個別の要望も聞き入れてくれる。現在は、サンフランシスコのベイエリアとマンハッタンの地域限定。もちろんイベント用のケイタリングサービスとしても活用できる。オフィスランチ系には、Chewseなんかもある。Chew(噛む)とChoose(選ぶ)を使ったネーミングが可愛い。

ZeroCater

Instacart

Whole Foods、Trader Joe’s、Safeway、Costco(コストコ)などの主要スーパーの商品をワンストップでお買い物できる「Instacart」。しかも同日デリバリー。過去最短は12分で、平均で2時間だって。チョコレートはここのが好きだし、野菜はあっちの方が新鮮なんてわがままもOK。70,000点以上のアイテムを取り扱ってるそうよ。Trader Joe’sのピスタチオチョコが恋しいよー。

Instacart

New York Mouth

職人さんによる少量生産の食べ物を届けてくれるEコマース「Mouth」。既に名の知れたお取り寄せじゃなくて、発掘していける。食材や味にもこだわるし、パッケージも大事な要素の一つ。また、チョコレート、ピクルス、甘いものなどカテゴリごとに定期購入することもできる。これあったら頼むなー。

NewYorkMouth

 

Munchery

地元のトップシェフが作る本来ならレストランでしか食べられない食事をデリバリーしてくれる「Munchery」。冷蔵で届いた食事をレンジでチンするだけ。アプリやタブレットからもオーダーできる。メニュー、どれも美味しそう。Caviarもサンフランシスコで展開する同様のサービス。Muncheryのサイトおしゃれだな。

Munchery

WholeShare

こだわりの食材をグループ購入できる「WholeShare」。需要を明らかにすることで、農家などから食材を直接届けてもらえる。スーパーなどお店を中抜きすることで、消費者は卸価格(お店で買う価格に比べて25〜55%OFF)で購入できちゃう。

WholeShareと、リストしていくとキリがないねえ。でもC向けのサービスだとこれくらいの種類になるのかな。プロのシェフがお家にきてくれて食事を作ってくれる「Kitchit」とか、ホームパーティなんかが多い海外では特に需要がありそう。お友達とのレシピ共有サイト「Foodily」もなかなか素敵。「Craft Coffee」は、16ヶ国以上のコーヒー豆を180国以上に届けてくれるサブスクリプションサービス。

他にもこんなのあるよ!ってのがあれば、Twitterなどで教えてくらさい。