すごい。USBスティックを使うことで、患者のHIVレベルを測ることができるんだって。開発したのは、Imperial College LondonとDNA Electronics。
その正確性は95%。測定にかかる時間は30分以内だそうで、既存の長いプロセスを大幅に短縮することに。テストの内容にもよるけれど、今はラボに送った結果が返ってくるまでに数日または数週間を要するんだそう。
USBスティックに一滴の血液を入れると、USBの金属の酸度レベルが反応する。USBに内蔵されたチップが変化を記録して、電気信号に変換する仕組み。USBスティックをPCなどのデバイスに接続すると、結果を見ることができます。結果がわかるまでの時間は平均21分。
まだ実用化は先になるようだけれど、期待したい。けれど、今の感じじゃ、技術が素晴らしい進歩を遂げても、政府がそれを妨げることになりそう。ドナルド・トランプ大統領のもとで副大統領を務めるマイク・ペンス(インディアナ州知事)氏は根っからのアンチLGBT。
ガーデイァンの記事によると、彼は同性結婚や政府のお金をエイズ/HIV関連のグループに使うことにも反対。代わりに、国民の税金を人の性的指向をゲイからストレートに変えることを”試みる”“conversion therapy”(変換療法)を提唱してる。この療法は、カリフォルニア・オレゴン・イリノイ・バーモント・ニュージャージでは禁止されているもの。
新大統領にIT業界が感じている懸念については、「米ハイテク業界にトランプショック、加州の独立目指す動き」というCNNを記事をどうぞ。