1分20セント〜、英語やフランス語など4言語対応の自動テープ起こしツール「Trint」が優秀

今年の4月に書いたテープ起こしのツールは、皆さんにたくさんブックマークしていただきました。この時から気になっていて結局今になって初めて使ってみたのが、イギリス発の「Trint」です。結論から言うと、この子かなり優秀です。

今回わたしが起こしたのは、30分ほどの英語のインタビュー。音声ファイルのアップロードはあっという間で、どれほど待つのかしらと思ってみたら、ものの4分で「テープ起こしが完了しました」との通知が(サイトにも通知があるし、メールも送られてきます)。ワオ。

起こしが完了したぜのメール
起こしが完了したぜのメール

どれだけ正確に起こしてくれるかは、音声ファイルの音声の精度に依存する模様。ここでいう精度というのは、きちんとマイクで音声が拾われているか、発言者が英語のネイティブスピーカーかなどなど。音声ファイルをアップロードした時点で、話し手のアクセントがアメリカ英語なのかイギリス英語(オーストラリア英語も加わったっぽい)なのかも確認されます。

例えば、会議室などで個別に行ったインタビューの音声に比べて、大きなカンファレンスでスピーカーの声を録音した場合などはノイズが多いため、それがテープ起こしの精度に直接関係してきます。

今回はラッキーで、話し手がアメリカ人かつ会議室で取材したので、かなり正確に起こしてくれました。いっぽう、日本人英語を含むネイティブではない発音を試してみたところ、だいぶきつい。たまに単語を正確に拾ってくれるかなという印象。ただほんと、ネイティブの人の音声なら、かなり信頼できる感じです。

そのネイティブ英語でも、以下のようなものは手こずってしまうみたい。といっても、30分の音声ファイルで上記のようなミスを含めて修正が発生したのは30箇所くらいでした。

  • 「Kickstarter」「Uber」などの名称や人物名
  • 数字(数字の2が”too”になったり、桁の大きい数字を起こし間違える)
  • 発音が似た言葉(例えば、”Theft”と”that”を起こし間違える)
Trintの編集画面
Trintの編集画面例

Trintが便利なのは、起こされたテキストをウェブサイト上で編集できること。テキストの好きな位置にカーソルを合わせるとそこから音声を再生してくれるから、タイムスタンプとテキストを照らし合わせなくて済んで楽チン。もちろん、音声の再生スピードも選べる。

音声ファイルは、PCのローカル・Dropbox・Google Drive・EvernoteやLinkなどさまざまな場所からアップロード可能。テープ起こしたされたファイルは、.docやメールを含む各種形式でエクスポートできます。ウェブサイトのMy Accountからも、過去のファイル一覧を閲覧・編集できちゃう。

さて、そんなTrintのお値段はというと以下のとおり。1ヶ月40ドルのプランの場合、最長3時間までのテープ起こしができて、1分22セント、1時間に換算すると13.20ドル。使うたびに支払う場合は、1分25セントと若干割高です。

trint-pricing

今回は、この記事を書くためにメモを取りながら使ったので、起こしの完成までに40分くらいかかったけれど、ネイティブ英語を起こすだけなら作業時間を3分の2くらいまで短縮してくれるかな。名称など自信のないテキストだけをハイライトとかしてくれるといいのだけれど。

今回わたしがやったみたいに、起こしたテキストをウェブ上で仕上げることでTrintのシステムがどんどんおりこうになっていくんだわ。ちなみに、フランス語・スペイン語・ドイツ語にも対応しているらしい。言語は今後も追加していく予定だとか。

トライアルプランなら30分までの音声ファイルを試しに起こしてくれるので、気になる方は試してみてくださいな。Trintの紹介動画もご覧あれ。