キラキラ文化と、塩が出りゃいいはずのソルトシェーカーにどうしてもBluetoothが必要なのよ

51歳の記者がスタートアップに転職したら

最近、地元の図書館で本を借りては読み漁っているのだけれど、「Disrupted: My Misadventure in the Start-Up Bubble」という本を読み終わったばかり。アマゾンで探したけれど、残念ながら日本語には訳されていないみたい。英語だけれど、サマリーならFortuneに。

*5月16日更新:と思ったら6月に翻訳本が出るそうです!

元Newsweekのテクノロジー記者が、51歳という年齢で「HubSpot」というスタートアップに転職した。スタートアップという職場の年齢差別がどれだけ顕著か、スタートアップ独特の文化にカルチャーショックを受けた彼が、その体験をシニカルに本音で綴った本なの。

日本の女の子が何を見ても「可愛い」と連呼するように、”Awesome”(最高!みたいな感じ?)という言葉が飛び交う、「俺たち世界を変えてるんだぜ」の超ポジティブ&キラキラ文化。でも、実は日々のオペレーションはグダグダで、責任の所在は不明瞭、大して経験もない若造が独断と偏見で意志決定を下していく世界だと。

ってレビューが長くなっちゃうからここまでにするけれど、スタートアップという世界が一種のバブルに覆われているのはたしか。ここだけの当たり前や”ありなし”がある。一度その中に入ってしまうと、洗脳されてしまうのだろうけれど、それを客観視したいい本でした。

シリーズBまでいけないスタートアップ

この前、連続起業家のお友達とランチをしていて、最近はシリーズBまで行けるスタートアップが限られているという話を聞いたばかり。シリーズBというと超スケールするための資金だけれど、そのポテンシャルがあるサービスは限られるから。

でも、アイディアがあれば、シード投資なら受けられる。クラウドファンディングだってある。アイディアを形にする方法は存在する。

塩も出るし、光って音楽がかけられるんです

っていても、これは勘弁してよと思ったのが「Smalt」というガジェット。あまりにも無意味なプロダクトなもんで思わず書いてしまった。

ソルトシェーカーなんだけどね、Bluetoothに接続するんだって。最初は、塩分取りすぎの人が無意識に使ってしまっている塩の量を把握できるのかな?と思ったのだけれど、何ができるって光って音楽を再生するだけ。え?!

ブログでは、ディナーテーブルのセンターピースにもなります!ってアピールしてるし。 いらんわ。なんでこんなものを作ろうと思ったのか、謎だよ、謎。

ツイートにあるように、”ノー!ノー!ノー!”でしょ、これは。




*記事へのご意見・ご感想は、ツイッター @yukari77 または フェイスブックまでどうぞ。